子育て

アレルギーを持つ子供の災害対策していますか??

こんにちは!トモママです。

アレルギーの子供を持つかた向けにアレルギーっ子の防災備蓄品の記事を書こうかなぁとぼんやり考えていたのですが、今日の大阪北部で起きた大地震を受けて記事を書くことにしました。

アレルギーの子供をもつお母さん、お父さん、
子供の分の防災グッズ、用意してありますか

この記事ではアレルギーっ子のママでもある私が、備蓄しているものや防災時に気をつけようと思っていることなどを紹介したいと思います。

アレルギー食対策

アレルギー対応の防災食

東日本大震災の時、顔を真っ赤にしてご飯を食べている子供がいるという話を聞きました。

その子はどうやらアレルギーを持っていたようで、アレルゲンの入ったご飯しかなく、顔を真っ赤にしてご飯を食べていたらしいのです・・・

命のリスクを抱えて、命をつなぐために、アレルゲンの入ったご飯を食べる

この話を聞いた時、我が子もこうなってしまうかもしれないと思いました。東日本大震災は津波被害も大きく、備蓄した防災食品も役に立たなったのかもしれません。ですが、命のリスクに晒されながら命を繋ぐアレルギーを持つ子供の話を聞いた時、他人事ではないと感じました。

やはり、自分の子を守るためにアレルギーの対策は必要です。
まずは備蓄品として、アレルギっ子でも食べられる

特にアナフィラキシーやアナフィラキシーショックを経験している子供は要注意です。

我が子もアナフィラキシー経験しているので、ミスでアレルゲンの入ったものを食べないようにしたいです。

我が家は2人分、子供達のアレルギーに合わせてアレルギー対応の防災食を備蓄しています。

アレルゲンを確認して、我が子にあった防災食の備蓄をしましょう!

ローリングストック法を取り入れる

我が家でも取り入れているのですが、普段の備蓄が防災食になるようにストックしておくのがローリングストック法という備蓄方法です。

例えば、我が家の疲れた時の定番カレーは冷凍庫に常に4つあるようにストックしています。

あと大人用子供用に無印良品のレトルトも定期的に買い足しています。

日々食べているものであれば食べ慣れているので、もしもの時でも食べやすいですよね?

防災食の問題点として考えられるのが、

  • 食べ慣れていない
  • いつもと違う味で子供が食べようとしない

というようなことです。

防災食を食べてみると分かりますが、美味しいんですけど、ご飯の食感とかパンだったらパサパサ感とかいつものご飯とは違うということがわかると思います。

大人は我慢ができるので食べることができると思いますが、子供だったらどうでしょうか?

敏感な子だと

「いらない!」「食べない!」

というかもしれません。

お腹が空けば食べてくれるかもしれませんが、食べ慣れているものがストックしてあると「食べてくれるかな?食べないで大丈夫かしら」と子供の栄養不足を心配する心の負担も軽くなります。

「いつも食べているし、これなら食べてくれるでしょ!」とローリングストック法で普段食べているものが防災食になれば、家族みんなの安心に繋がるでしょう。

食べ慣れたものをストックしておくことはメリットしかありません。

我が家は昔買ったガスコンロがあるんですが、それは防災用に未だにずっと持っています。

ガスが止まった時は、これで温めて食べれば、心も体も温まるでしょうね。

特に冬の災害は体も冷えていると風邪も引いてしまいますし、温かい食事が取れるだけで精神的にもホッとするのではないかと思います。

食べ慣れているおやつ

アレルギっ子が食べられるおやつは限られています。

普段から、収納に合わせて食べ慣れたおやつをストックしておくといいと思います。

我が家は卵・乳製品・いくら・バナナがアレルゲンなのですが、食べているおやつはいつもこんな感じ。

  • 卵・乳の入っていないたい焼き(冷凍)
  • 卵・乳の入っていないアメリカンドッグ(冷凍)
  • アレルギー対応のドーナツ(冷凍)
  • 動物ビスケット
  • アスパラガス
  • ラムネ
  • ぼんち揚げ
  • グミ
  • 卵・乳の入っていないちんすこう

▼3大アレルギー(小麦・卵・乳)対応のドーナツです!

▼タローの好物のちんすこうです。(ちんすこうも乳や卵入りがあるので、原材料は要チェックです!)

▼タローもジローも好きです。

▼最近はガリガリ君が2人とも大好き!(でも、時々フレーバーによっては乳製品入っているので注意)

避難所で過ごす時は

もし炊き出しなどの支援を受けるときにアレルギーっ子が気をつけないといけないことはなんでしょうか?

それは、自分がなんのアレルギーを持っているか分かりやすくしておくことです。

この目に見える対策がとても大切です。

布ガムテープと油性ペン

下記サイトのように事前にアレルゲンを書いたバッジなどが準備できればしたほうがいいと思います。修学旅行など親の目が届かない場所に行く時などにも使えると思いますよ!

もし最低限の準備だけしておきたい方には布ガムテープ油性ペンを防災備蓄品として準備しておくことをオススメいたします。

布ガムテープに

アレルゲン + 食べることができません

と書くのです。

例えば、

たまご・乳製品は食べることができません

と書いて服に貼っておくと、見た人が気をつけてくれます。

食品だけではなくって、例えば

  • 犬猫アレルギーがある
  • ある特定の薬にアレルギーがある
  • 喘息になりやすい

自分の健康状態や命の危険があることを書いて

目で見れるようにしておくことはとてもいい自己防衛方法だと思います。

布ガムテープや油性ペンはこれ以外にも用途があるので、備蓄しておくといいかもしれませんね!

▼ウォーターサーバーで防災対策▼

常備薬・エピペンの置き場所を分散しておく

アレルギーを持っている場合、お薬が処方されていると思いますが、みなさんはそのお薬をどのように管理されていますか?

我が家はタローにはアレジオンが、ジローにはアレロックが処方されています。

それとは別にそれぞれにエピペンも処方されています。

タローの処方薬:アレジオン+エピペン

ジローの処方薬:アレロック+エピペン

私は子供達と外出する時は必ず薬一式を持ち歩きます。いつどこでアレルギーが発症するかわからないからです。

なので、夫が子供達が外出する時も薬をもたせますし、もし持っていけないような場合でも飲み薬のみ2〜3回分を財布や化粧ポーチに忍ばせて持ち歩いています。

薬一式は稀に忘れて外出することもあるので、必ず持ち歩く財布や化粧ポーチなどに予備を入れて分散させておくと安心です。

どうして私が2〜3回分の薬を入れておくのかというと

アレルギーが1袋でおさまらないことがあるからなんです。

経験上、目の粘膜などにアレルゲンが付着してしまった場合やアレルゲンの摂取しすぎでアナフィラキシー状態になってしまっていると、1袋で完全に落ち着くことがあんまりなかったんですね。

なので、必ず連れて行くアレルギーの子供の数×2,3回分をどこかしらに入れておくようにしています。

子供の状態に応じて追加で服薬させることがこれまで何度もありました。

そのため、2〜3袋持ち歩くことで安心して外出することができています。

災害も今回の地震のようにいつどこで被災するかわかりません。アレルギっ子のお母さんお父さんは子供の万一に備えて必ず持ち歩く財布化粧ポーチに忍ばせておくことをオススメします。

防災リュックに少し入れておくのもいいかもしれませんが、子供の薬は体重によって服用する量が変わりますので、定期的に見直しが必要だと思います。

長期保存水だと5年のものがありますよね。

それと同じタイミングで見直すのだすると0歳の子供は5年経ったら5歳です。

明らかに服用する量は違いますので、子供の薬は半年〜1年くらいで見直しが必要なのではないかなと思います。

アレルギーっ子は外見では判断できません

お菓子や食べ物を子供に分けたくなったら

目の前にいる人にアレルギーがあるのかどうかは、外見だけでは判断ができません。

特に小さな子供は自分でアレルギーがあることを表現できない可能性があります。

子供に食事をさせなければ!とかおやつ分けてあげたい!と優しさから何かを与えたくなってしまうことがあるかもしれません。

私たちも公園などでおばあちゃまやおじいちゃま、小学生のお兄さんお姉さんの優しい気持ちから子供達におやつをいただくことがあります。

頂いたもののほとんどはタローもジローも食べるとアナフィラキシーを起こす可能性があるものばかりでした。

私は気持ちよく受け取りたいので、ありがとうございますとお話しして受け取るようにしています。(私が頂いていますが)

でも、ありがたい優しさが時に我が子に悪い影響を及ぼす可能性があるということだけは、アレルギっ子の母親になって以来いつも心に留めています。

もし可能であれば、

お菓子一つで、たった一口の食べ物で、命を落とす子供がいるということを知っていただきたいのです。

お菓子や食べ物を勧めたくなった時に一言でいいですので、

お母さんに食べてもいいかどうか聞いてから食べてね

子供で自分で判断ができなさそうだと感じた時は

お母さんに渡しておくね

とお声がけいただけるととてもとても助かります。

私も親としてタローやジローに自衛の方法は教えていますし、これからも教えて続けていきますが、自衛の方法を教えてもやはり子供ですので安心はできません。

大人のみなさんのほんの少しの配慮で命の危険を減らすことができます。

災害時は食べ物が限られてしまうこともあろうかと思いますが、アレルギーという外見で判断できない特徴を持つ子供がいるといういうことをどうか忘れないでいただければと思い、書かせていただきました。

アレルギっ子が毎日を日々健やかに過ごすことができますように!

 

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