こんにちは〜!トモママ(@tomokosodate)です。
早速ですが、子育て中のあなたは、寝かしつけってしていますか?
現在タローは5歳、ジローは3歳です。
私も寝かしつけをしていた時期があります。
・・・今は3分間の「おやすみの儀式」をしてドアを閉めて自分の仕事に戻っています。
3分間の寝かしつけで子供達だけで寝てくれるようになった秘密知りたいですか?
今回は3時間の寝かしつけが3分になるまでの軌跡についてお話ししていきたいと思います。
Contents
寝かしつけに苦戦していた時期を振り返る
タローが0歳のとき
ママは4時間以上寝たことがなかった
私の平均睡眠時間:3時間
タローが0歳の時、私は1年3ヶ月ほど4時間以上の睡眠を取ることができませんでした。
聴覚過敏・光過敏なところがあったからです。
0歳児の頃は「赤ちゃんだし・・・」と半ば諦めながら必死に育てていましたが、
その頃タローに寝てもらうためにやっていた工夫はこちらです。
0歳児のタローに寝てもらうための工夫
光過敏に対する工夫
- 豆球をつけない
- 遮光カーテン
- ドアを開けるときは最小限の隙間で入る
聴覚過敏に対する工夫
- 音を出さない(基本)
- TVは5位の音量
- 夏場はエアコン(窓を開けない)
まとめ
タローは4時間以上寝てくれることはありませんでした。
寝かしつけというより授乳が大変でした。
泣けばあげていたので1日10回以上の授乳は0ヶ月〜6ヶ月ごろまで普通でした。
この時代は寝かしつけることができない時期だったのかなと思っています。
タローが1歳、2歳の時/ジローが0歳の頃の寝かしつけ
寝かしつけに1時間以上かかっていた・・・
タローが1歳台の頃に断乳をして、私はやっと6時間眠れるようになりました。
寝かしつけはというとですね、していました。
「添い寝」スタイルの寝かしつけです。ほぼ毎日1時間以上かかっていました。
もちろん寝落ち率も高くコンタクトつけたまま寝るなんてこともたくさんありました。
一番の問題点は私がついイライラしてしまう寝入るときのタローの癖
タローは断乳する前はおっぱいをお腹いっぱい飲んで、そのまま寝てしまうということが普通だったんですが、断乳後は私のおっぱいを触りながら寝るという癖がついてしまいました。
私は彼が眠りにつくまで、1時間くらいおっぱいを触られながら添い寝していたのです。
(文章だけ見るとセクハラですねw)
おっぱいを触られながら寝るという癖にも変遷がありました。
- 直に触りながら寝る
- 服の上から触りながら寝る
- 下唇を吸いながら、私の手を握って寝る(2歳)
- ブラ紐をすきあらば触る
(5歳現在悪化中です。寝るときは触ってこないですが、
抱っこしてると100%触ってきます。)
私は寝かしつけの時におっぱいを触られるのが、めちゃくちゃ嫌でした。
嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で
仕方ありませんでした。
「もうやめてよ!!!」って怒って泣かせたこともあります。
攻防戦を繰り広げながら寝かしつけをしていたのですが、
そうこうしているうちにタローの弟であるジローが生まれます。
ジローはタローがいるので添い乳しながら寝かしつけていました。
(※ちなみにジローは安眠体質で5カウントで寝てくれる子です。
ジローが10秒くらいで寝ると知った時、今までのタローの寝かしつけは
一体なんだったんだろう・・・という虚しさと切なさを心に感じました)
当時2歳のタローは上に注意書きとして書きましたが、入眠もジローに比べると何十倍もかかるタイプなので、添い乳しながらの寝かしつけは本当に大変でした。
タローが眠る時ジローに添い乳して寝かしつけしている時期は、
私と手を握って寝ていました。
他にもこの頃のタローは、一癖二癖ありまして、
早く寝てはくれるものの太陽の光を感じられる時間になると起きる
という謎のシステムによって、朝4時に起きていました。
冬はましでしたが、夏は4時起きでした。
そして、一緒に遊ばないと泣かれるという。
ジローのお世話もあってなかなかちゃんと睡眠が取れない時期は大変でした。
まとめ
この時期も寝かしつけには苦労していました。
寝落ち率も高く、おっぱいを触られながらの寝かしつけはストレスフルでした。
この時期は今のように仕事もしていなかったので、妊娠していたこともあり起きることより寝ることを優先していました。
タロー3歳/ジロー1歳の頃の寝かしつけ
イライラしまくりだった寝かしつけMAX3時間
この頃が一番大変でした。
ジローは基本的に5カウントで寝てくれる寝つき良すぎタイプなので楽チンなのですが、
問題は、そう、タローだったんです。
21時に布団に入って、23時回ってもお目目がピカピカ。
2時間暗闇にいても起きてる、なんてざらにありました。
ジローはジローで断乳後、私の手の軟骨をコリコリしないと寝てくれなくなってしまい、
左のジローは私の左手をホールドして指の第一関節をコリコリしながら、
右のタローにおっぱいを触られながら(服の上からですが)寝かしつけていました。
想像してみてください。
これが痛くなかったらまだいいんですけど、軟骨のコリコリは痛いし、
おっぱい触られるのは先に書いた通り、本当に嫌で不快でしたから、
イライラしないはず・・・・ありませんでした。苦笑
タローの寝かしつけ困ったエピソード
3歳タローのある日の寝かしつけのお話
09:00 登園
13:00 降園
14:00 まで幼稚園の敷地内で遊びまくる
16:00 まで公園で走り回る
17:00 帰宅
18:00 ご飯
20:00 お風呂
21:00 寝室へ
21:05 ジローいびきをかき始める
21:30 タローおっぱいを触る
22:30 タローおっぱいを触る
23:30 タローの手が動かないのを確認して部屋を出る
24:30 ガラガラ!ドアが開く音がして、目をこすりながらタロー起きてくる
「ママがいないと寂しい」というので一緒に寝室へ
26:00 寝落ちしてて目がさめる
急いで家事を済ませて、子供達のそばで身を縮こませながら寝る
6:00 ママー!朝だよ!お腹すいたー!と起こしてくださる
※ジローは一晩中起きずにまだ寝てるw
ジローはほぼ寝かしつけしたことないです。気づいたら寝てます。
上の例は夜中に1度起きるパターンです。
よっしゃ!!寝たー!と思って21:30に寝室を出ても、一晩で2〜3回起きてくることもありますし、
逆にたまに夜通し寝てくれる日もありますが、大抵2回くらい起きてくるのがタローの日常でした。
どうすれば寝てくれるのか、模索する1年に
タローが起きるたびに家事を中断し寝かしつけに行くストレスがすごくて、心が疲れてしまっていました。
我が家は基本的にワンオペ育児です。
夫はだいたい深夜2時とか3時に帰ってくる毎日。
夫が帰って来て、「え?家事終わってないの?」って言われる時の腹立たしさといったら・・・あなたもご経験がありますか?
そんな経験が1度もないあなたはラッキーです💖
寝てくれないタローに怒りながら部屋を飛び出ることだってたくさんありました。
タローが泣いて、ジローも泣いて、踏んだり蹴ったりの夜もたくさんありました。
おっぱいを触られるのが、関節をぽりぽりされるのが本当に嫌だった私は、
「触ってほしくない」「やめてほしい」
そんな話を毎晩のようにしていましたし、触ろうとすれば手を掴み阻止したり、ぽりぽりしようとすると手を隠したり、それなりに工夫は試みましたが、
・・・・うまくいきませんでした。
寝かしつけの暗黒期でした。
まとめ
3歳/1歳時代の寝かしつけは、イライラしかありませんでした。
おっぱいを触ったり軟骨をコリコリすることについて「やめてほしい」と説明しても通じなかった。
伝わったのかもしれないけど、やめてもらうことはできなかった。
寝かしつけは2時間以上のままでしんどかった時期。
心も体も疲れ切っている、そんな毎日を送っていました。
育児的にも寝かしつけ的にも暗黒期でした。
タロー4歳/ジロー2歳の頃の寝かしつけ
ママはもう寝かしつけしません宣言
私が仕事を始めることを決心したのがタローが4歳、ジローが2歳の時でした。
そして、その頃やめたいと思っていたことの1つが「寝かしつけ」でした。
私の夜の1人の時間ほとんどありませんでした。
昼間はジローと過ごす毎日です。
自分の思い通りにできる時間、ほとんどありませんでした。
ある日の夜、私は子供達に宣言します。
おっぱいを触られながら、手の関節をコリコリ触られながら、言いました。
「ねえ、タローちゃん。ジローちゃん。
ママねやりたいことがあるの。
お仕事しようと思ってるんだ。
だからね、ママはタローちゃんとジローちゃんとねんねのお部屋に入って、
一緒にねんねして30数えたら、ママはお仕事の準備しにいきます」
これが寝かしつけを3分にする道のりの、始まりの瞬間でした。
子供達の様子を見ながら30を数える時間を調整する
イーーーーーーーーーーーーーーーーーーーチ
ニーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ
サーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオ
・
・
・
静かな声で数える毎日。
10分かけて数える日。
8分かけて数える日。
6分、5分とゆっくり時間をかけて狭めていきました。
時々「数えるのやめて。ママと寝たいんだ」って言われたりして、やめたりする日もあったし、
数えている間に私が寝ちゃうってこともあったし、
失敗もしたけれど、
半年間数えたら部屋を出るということをしました。
まぁ、こんなのはきっちりするとお互いストレスなので、
今日はまぁいっか〜!みたいな日を挟むと子供も喜ぶので、
もし真似したいなと思われたら、ゆる〜く続けるのがオススメです。
少しずつ少しずつ数えられることに慣れてきたころ、さらに1STEP追加していきます。
ハグ&キス&おやすみなさいをして部屋を出る
慣れてきた頃に、
「30数えたから、ママお洗濯ものたたみにいくね」
ギュー
チュッ
おやすみなさい
で部屋を出る。
というSTEPをタローが5歳になる頃まで繰り返し行いました。
まとめ
「ママは数を数えたら寝室から撤退します」と宣言(宣戦布告かも?)をした。
やりたいことがあるから寝かしつける時間はとるけど、時間が来たら部屋を出るという宣言をしたことで自分にも子供にもある種の「区切り」ができた。
そして、半年間続けたことで少しずつ”数を数えたらママはお部屋を出ること”に子供達が慣れていきました。
タロー5歳/ジロー3歳の頃の寝かしつけ(現在に到るまで)
おやすみの儀式をしたら部屋を出る宣言をする
私はタローが5歳になる頃、さらに1STEP加えていきます。
ある夜のこと、私は2人にこう言いました。
「ママはお仕事の準備があります。
だから、おやすみの儀式をしたらママはリビングにいきます」
「どんなことするか、教えるね」
と言っておやすみの儀式の説明をしました。
トモママ流おやすみの儀式
私のおやすみの儀式はこんな感じ。
テーマは「自分が愛されていることを感じて眠る」です。
おやすみの儀式は1人ずつ行います。
- ハグする
- 「タローちゃんは、パパとママとジローの宝物。どんなタローちゃんもママは大好きだよ。幼稚園で困ったことがあったり嫌なことがあったらいつでも教えてね。大好きだよ、タローちゃん」
- キスする
- ハグする
- 「おやすみなさい」
これをジローバージョンでも行います。
1ヶ月くらいは、私がこの通りにして”おやすみする前にこれするんだな”というのを覚えていってもらいます。
そして、2ヶ月目からは、
- ハグする
- ママ「タローちゃんは、パパとママとジローの?」
- タロー「宝物」
- ママ「そうだよ。タローは宝物なんだよ〜」
- ママ「どんなタローちゃんもママは大好きだよ。幼稚園で困ったことがあったり嫌なことがあったらいつでも教えてね。大好きだよ、タローちゃん」
- キスする
- ハグする
- (1〜7まで2人とも終わったら)
ママ「じゃあ、ママはリビングに行くね。おやすみなさい」 - 部屋を出る
セリフの中身は変えることがありますが、タローとジローに「宝物」と言わせるようにしました。それから今日までほぼ毎日こんな感じです。
ハグするときにこちょこちょしたり、ちゅーしまくったり、
ギュギュギュ〜〜〜ってちょっと強めに抱きしめたり、
しゅきしゅき〜だーいすき〜なんて言いながらこちょこちょしたり、
などバリエーションはたくさんありますが、
伝えたいことは毎日同じです。
- 子供達自身は家族にとって宝物であること
- ママがあなたのことを大好きだと思っていること
を必ず伝えるようにしています。
私が子供達に「宝物」だと言わせているのには、ちょっと理由があります。
私自身が誰かの宝物だということを口にすることってほぼないと思うんですね。
私は大切な存在です、なんてそうめったに言いませんよね。
でも、自分に自分自身が大切だと言えることはとても大切だと思っています。
私の子育ての目標は、
- 自分自身を好きだと思える・感じられること
- 自分の力で食べていけるようにすること
この2つなんです。
自分のことを好きだというためには、自分が大切な存在だと知っている必要があります。
だから、私は毎日唱えているんです。
タローとジローは私たちの宝物だと。
おじいちゃんおばあちゃんの宝物だと。
タローとジローという存在がかけがえのない愛しい宝物であることを
今から刷り込んでおこうと思っているんです。
自分が大切な存在だということを自分で自分に唱えていく。
言葉は言霊です。
だから、タローとジローが自分を好きでいてもらうために、
自分自身を大事にできるように自分の言葉で「宝物」だと言ってもらっています。
決して間違っていることを刷り込んでいるわけではありませんから、
自信を持って毎日刷り込んでいますよ。
私はこう思っています。
誰かに傷つけられたときに、「やめて」っていうためには自分が大切な存在だと、
そんなこと言われる筋合いはないんだ!と感じるためにも
自分を大切な存在だと感じていることが必要だと思うんです。
その体現者は義母なのですが、義母の自己肯定感の高さ半端ないんですよ。
だからね、NOをたやすく言える人なのです。
それって他の誰でもない私が心地よく入るための選択だと思うんですよ。
自分が望まないことにはNOが言えるって義母を見ながら素晴らしいなぁと感じてます。
嫌なことは嫌
好きなことは好き
そう言える義母は明るくて優しくて強くて聡明な自分を褒めまくれる女性です。
義母のように自己肯定感を高く保ったまま育っていくのかは、
正直わかりませんけど、私はおやすみの時間を使って自分を大切に思うという大切さを毎日子供達に伝えています。
まとめ
寝かしつけをやめます宣言をして、代わりに「おやすみの儀式」をするよと説明しました。
おやすみの儀式は3分程度、引き止められたとしても長くて10分弱で解放してもらっています。
起きている状態のまま部屋を出て行きます。
起きていても自分で目を閉じて寝てくれるようになりました。
お休みの儀式を取り入れてからは、2人とも目を閉じて寝てくれるようになりました。
そして、寝かしつける時間は数分で終わるようになりました。
※余談※
ちなみにタローはそれでも毎晩深夜に平均2回ほど起きるのですが、
リビングに来ても 「ソファーで寝ていてね」と話すとすっとソファに行って眠ります。
私は部屋の灯を暗めにして、私が寝るタイミングで抱きかかえてベッドに運んでいます。
そうそう最近来年就学するタローのために(ジローのはついでw)
ついこの間ベッドを2台購入し、子供の寝室を作りました。
子供達の新たな寝床。
5畳のお部屋に無印のスモールべッドを二台。
2段にしなかったのは将来を見据えて。
これから、子供達はこの部屋で寝ます。
丸まらずに寝られる日まであと少しー!!!
この冬は隔離部屋にもなる予定。笑 pic.twitter.com/fThf4ILFw2— トモママ@野獣使い+いちげしデザイナーズサロン (@tomokosodate) 2018年10月20日
タローは自分のベッドをとても気に入っていて、
自分で寝る時間を決めたり、眠くなったら眠りに行ったりできるようになってきました。(超嬉しい)
寝かしつけのおやすみの儀式は、苦し紛れに始めたものでしたが、
今では私たちにとっても幸せな時間に変わりました。
- 愛しい気持ちを伝える時間
- 笑い合う時間
- じゃれ合う時間
- 二人を抱きしめる幸せな時間
- ママの取り合いをする時間
- ママが自分を愛していることを確認する時間
もちろん怒りでテキトーにしちゃう日もあったりするんですがw
たった3分ほどなので毎日欠かさず儀式をする時間を取るようにしています。
ウザがられるまでは続けていけたらいいな、そんな風に思っています。
総まとめ
寝かしつけがいらなくなるタイミングは子供によって違うと思います。
我が家は2年と少しかけてここまで寝かしつけを簡略化することに成功しましたが、
もっと時間をかけたほうがいい子もいるでしょうし、あっという間にできるようになる子もいるでしょう。
私の場合は、イライラしながら寝かしつけをするくらいなら、「寝かしつけやめる」って2人に宣言して、どうやってお互いwin-winな状態でやめるかを考えてきました。
いきなりやめちゃう、だと反発も大きかったでしょう。
でも1つ1つを習慣化して行きながら、ちょっとずつ自分が寝かしつけやすいように工夫することはきっとできると思います。
私の感覚だと1つのことを習慣化するのに1〜2ヶ月程度は必要だなと感じています。
私のおやすみの儀式はあくまで参考例ですが、寝かしつけをしなくて良くなった1つの事例として参考にしていただけたら嬉しいです。
また、毎日寝かしつけに苦労されているお父さんお母さんの負担が、少しでも軽くなることを心から願っています。