東京は早くも梅雨が開けてしまい、とても暑くなってきましたね!
そろそろ保育園や幼稚園、学校でもプールが始まりますね。
タローはプールがだーい好き!新しい保育園で楽しく水遊びやプールができるといいなと思っています☺
ジローちゃんは、タローの影響か思っていたよりは水を怖がっていないので、このまま水に慣れてくれるといいな💗と思っているトモママです。
さてさて、皆さんはお子さんに性教育ってしていますか?
セクハラや痴漢、強姦など子供をもつ親ならばこの手のニュースを聞いた時、我が子だったらどうしよう・・・と一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
私は、タローがおばさんに襲われているところを発見し、鬼の形相で「何すんねん!!!!」とおばさんを張り倒すという悪夢を見たことがあります。それは、私の中で本当に2度と見たくない夢になりました。本当に夢でよかったです。こんなに人に殺意を感じたのはそれが初めてでしたw
- 大切な我が子が性犯罪に合わないために、性教育が必要だということはわかっていても一体どうしたらいいのかわからない。
- 夫婦の営みについて子供に話すなんて恥ずかしくてできない。
そんな風に感じているお母さんはきっと多いと思います。
いきなり夫婦の営み・・となるとかなりハードルが高いでしょうし、私も今のタローとジローにはまだその話は早いと思っています。
でも、幼児期からできる性教育があるんですよ。
本当にマイルドで、誰にでもできる方法です。
ぜひ、できそうなものからチャレンジしてみてください!
\お子さんの性教育で迷った時におすすめします!/
Contents
お風呂でできる性教育
プライベートゾーンのお話をお風呂で
プライベートゾーンってご存知でしょうか?
幼児期のお子さんでもプライベートゾーンを教えることはできますよ。
プライベートゾーンというのは、水着で隠れるところ+お口のことです。
このプライベートゾーンを伝える時に、
- とても大切なところである
- 自分以外の人が許可なく触ろうとしたら、拒んでいい(逃げてもいい)
ということをお子さんに伝えて欲しいのですが、
じゃあ、どうやって話せばいいの?
って、思う人もいらっしゃると思います。
そんな悩めるあなたのためにプライベートゾーンを伝える4ステップやその具体的な会話例を書いてみました。
STEP1 男女の体の違いに気づいたら始めどき
性教育っていつから??と思われるかもしれませんが、
私個人的には、男女の体の違いに気づいた頃が始めやすいのではないかなと思っています。
タロー「ママにはどうしておっぱいがあるの?どうしてオレにはママにはないおちんちんがあるの?」
と聞いてきたくらいから、プライベートゾーンの話をするようになりました。
体の違いに気づくようになると親にも質問してくるでしょうから、その時がこたえる(教える)ベストタイミングです。はぐらかさずぜひ活用しましょう♪
タロー「ママー。どうしてママにはおっぱいがあるの?どうしておれにはないの?」
こんな風に聞いてきたらチャンスです。
アタックチャァ〜〜〜〜ンス!!✨
STEP2 男の子と女の子、水着で隠れている場所が違う
水着を着る機会の増えるこれからの季節は、水泳の話からプライベートゾーンについて話せるチャンスが満載です!利用しない手はありません!興味があるとみたらGO!!です。
タローは月に2回プールに通っているので、プールの話題がお風呂で上がってきた時にサラリと話したりしています。
(しつこいと聞いてくれなくなっちゃうので、2ヶ月に1回くらい3分ほど話しています。よほどグイグイこない限りさらっと話してさらっと終えます)
最初の取っ掛かりとしては、
男の子と女の子で水着で隠れている範囲が違うっていうことを知ってもらう
という視点で話すといいと思います。
プールの話題から水着の話へ持っていく
ママ「タローちゃん、今日保育園でプールあったでしょ?女の子の水着と男の子の水着っておんなじ形だった?」
タロー「ううん、違うよ。女の子はここにも水着をつけてたよ。どうして違うの?」
という感じで、興味を引くのもいいですよね。
そこから、どうして違うのか、どうして隠れているのかをお話するんです。
男女の違いに気づかせる
ママ「ママは女の子ね。タローは女の子?男の子?」
タロー「男の子だよ。」
ママ「どこが違うかな?」
タロー「ママはおっぱいがあるよね。オレにはママとは違うおちんちんがある。」
ママ「そうだね!よくわかったね!タローが話してくれた通り、女の子と男の子って違うところがあるんだよ。だからね、水着の形も違うんだよ。」
タロー「へ〜!そうなんだ。」
男女の違いに気づいたらすかさず褒める。これも大事!
性について触れることをいやらしいこと、恥ずかしいこと、聞いてはいけないというイメージにしてしまうと、何かあった時に相談してもらえないかもしれません。
上のタイミングで褒めるのは、
性差を知ること=悪・いやらしいこと=質問してはいけないこと
にしないためです。
私は何かあった時、話して欲しいので、上に書いたような固定観念にならないようにしたいと思っています。
水着で隠れているところ=大切なところであると伝える
ママ「どうして水着の形が違うのかタローちゃん知ってる?」
タロー「うーーーん。わかんないや。」
ママ「どうしてかっていうとね、大切なところだからなんだよ。とっても大切だから隠しているんだよ」
タロー「へーそうなんだ〜。」
ここからはプライベートゾーンは大切だから他人に勝手に触らせないことを伝えていきます。
ここまで1回のお風呂や1回のタイミングで伝えなくって全然大丈夫ですよ。
小分けにして少しずつ何度も繰り返し伝えてくださいね。
STEP3 プライベートゾーンは本人だけがさわることができる所
ママ「水着で隠れているところはね、すっごく大事なんだよ。だからね、タローがママのおっぱい外で触ったらママはやめてっていうでしょ?あれはね、タローは大好きだけどおっぱいはママのすごく大切なものだから、外で触られたくないんだ。だからね、やめてって言ってるんだよ」
タロー「そうなんだ。大事なんだ。・・・・・でも、オレはママのおっぱいが好きなんだ(涙)」
これもよくする会話です。
タローはおっぱいへの執着がとても強い子です。(ジローはほぼほぼ執着はない)
だから外でも家の中でもどこでも私のおっぱいをまさぐってきます。愛しているタローでも外で触られるのは、本当に嫌です。だから、本気で拒みます。時に怒ります。
それは、胸は私のプライベートゾーンだからです。
私はママである前に、1人の女性です。
私のプライベートゾーンはたとえ子供であっても外や四六時中胸を触られるのはかなりのストレスです。
ママ「タローちゃん、ママのおっぱいはママしか普通は触ったらダメな場所なの。それはね、タローのおちんちんも同じなんだよ。水着で隠れるおちんちんはタローちゃんの大切なもの。だから、タローちゃん以外の人が触ったらダメなのよ。もし、タローちゃんのおちんちんがみたいとか触りたいって他の人に言われたら、”やだ!!”って言ってもいいんだよ。逃げたっていいんだよ。だって、おちんちんはタローの大事な大事なものだから。」
私はこんな風に伝えています。
このことは今後も繰り返し伝えていきたいことです。
リピートリピート!!✨
SETP4 お口は水着で隠れていないけど、大切な場所
お口も大切なの?
って思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、未成年が被害者になった性犯罪の中には、口に性器を入れるという事件もあるんです。
ひどい話ですが、事実なんですね。
じゃあ、どうやって我が子をそんな卑劣な性犯罪から守ることができるのかって言ったら、
お口もプライベートゾーンであり、自分以外の人が許可なく触れたり、何かを無理やり口に入れたりすることは何か悪いことをされている、と認識できることが大切。
これは性器に限らず、水を無理に飲ませるとか、アレルギーがあるのにアレルゲンの入った食べ物を口に入れられるとかそういう性教育以外の分野についても言えることだと私は思っています。
このようなことを少しずつ知ってもらうことで自分の身を守ることに繋がるんじゃないかなと思うんです。
だから、
水着で隠れる場所+お口
がすごく大切な場所であることを繰り返し伝える。
これがすごく大事だと思います。
ポイントは、「自分以外の人が許可なく触ってはいけない」ということです。
性犯罪は必ずしも顔も知らない赤の他人が犯人であるとは、限りません。非常に残念ですが、顔見知りによる性犯罪も起きています。
パパやママ、我が子・・・「家族以外の人」がって気持ち的にはいいたいところなのですが、ここは、「自分以外の人」としておくことが大切だと思っています。
タローやジローには、パパやママであってもタローやジローが嫌だって感じたなら、嫌だ!触らないで!って言ってねと話しています。
小さな積み重ねが、性犯罪に対してNOを出すために必要なのではないかなと思っています。
話が重たくなってしまいましたね💦
では、つぎはこちら。
プラスアルファのお話で締めたいと思います。
自分の誕生に興味を持ったら
恥ずかしがらず、淡々と事実として伝える
タロー「ママー、オレは前は受精卵だったの?」
タローは人体の図鑑にはまっている時期は毎日のようにDVDをみて、赤ちゃんが大きくなるまでの過程を食い入るように見ていました。
タローとジローで受精卵から出生までを表現した受精卵ごっこを繰り返しするくらいお気に入りの遊びがあったんですね。(生まれるたびに爆笑している2人を見ているともう見守るしかありませんでしたw)
そして、上に書いたようなことを頻繁に聞いてくるようになりました。
普通は
ママ「え・・・っと、そ、そ、そ、そうだよ〜(汗)」
って焦っちゃうと思うんですね。
もしお子さんが自分の誕生に興味を持った時は、事実をそのまま話してみてください。
ママ「そうだよ。受精卵だったんだよ。DVDみたいにね、ママのお腹の中で少しずつ変身して、赤ちゃんタローになったんだよ」
タロー「へー。そうなんだ。受精卵ってどうやってできるの?」
ママ「えっとね〜、ママの卵とパパのおたまじゃくしが合体するとね、受精卵になるんだよ」
タロー「へー。そうなんだ〜」
・・・これ実際の私とタローの会話なんですけどね、「へ〜」ですよ。返ってきたの。
まだ聞かれたことないんですけど、もしここから、夫婦の営みのことに関連することを聞いてきたとしたら、
ママ「パパとママは赤ちゃんきて欲しいなぁって思っていたよ。パパとママが愛し合ったから、受精卵ができたんだよ」
って軽〜く事実だけを述べると思います。
タローのことなので「へ〜」で終わると思いますけどね。でも納得してくれると思います。
タローの場合は、さらにこんなことも聞いてくるようになりました。
タロー「オレが生まれた時、お母さんもお父さんも泣いたの?」
ママ「嬉しくって泣いたよ。タローが生まれて来てくれてパパもママもすっごく嬉しかったんだよ」
タロー「(満足げに)へー、そうなんだ〜」
という会話をもう何度もしています。
自分が両親に望まれていること・愛されていることや生まれて来たことを喜んでいたんだって知ることができるってきっと嬉しいですよね。
自分が愛されて生まれてきたと言うことを感じることも、私は性教育の一つだと思います。「我が子が大好きだということ」を性教育の中でも伝えることができます。
もしそういうタイミングが来た時は、皆さんもぜひチャレンジしてみて!
レッツトラァァァァァイ!!✨
自分が大切にされるべき人間であることを刷り込む
我が家では毎晩おやすみの前に必ず唱えている言葉があります。
タローちゃんは、パパとママとジローの大切な人。愛してるよ。おやすみ。
ジローちゃんは、パパとママとタローの大切な人。愛してるよ。おやすみ。
最近ではこの呪文を唱えないと寝てくれないくらいです。
自分が大切な存在であることを刷り込みたくてやってるんです(洗脳w)
それは、自分が大事だと思えないと何かあった時に拒めないと私が思っているからなんですね。
私は、僕は、とても大切な存在である
大切にされるべき存在である
これってすごく大切なことだと私は思っています。
大切にしてもらえない=拒む・逃げるに値する
そう考えられるようになるんじゃないかなって、私は思っているからなんです。
性教育を早期にすることは、早熟になるのでは?という心配
もおありかと思いますが、私は必ずしもそうなるとは言えないと思っています。そう信じています。
私自身、小学校低学年の頃にお尻を触られるという痴漢被害にあっています。痴漢行為を行った人は、比較的若い男性でした。年上のお兄さんって感じでしょうか。
その時は逃げることができたからよかったのですが、当時はどうしてそんなことされるのか全くわからなかったし、拒絶の仕方も叫び方も何もかもわからない状態のままでした。
そして、親から性のことについて教わる機会はありませんでした。家の中でもセックスのシーンは気まずい雰囲気になっていたし、性に対してあんまりいいイメージ、ポジティブなイメージってありませんでした。
だけど、セックスって本来は愛し合うことであり、ポジティブな行為だと思うんですよね。タローやジローにはいい意味で、セックスはポジティブなイメージで、愛する人と行うこととして認識してもらえたらなって思うんですね。
(思春期は色々あるでしょうけど、制御する意味でも、セックスは誰とでもできるものではなく、愛する人とだからできることっていうイメージを持っていて欲しいんですよね。他にも伝えなければいけないことはたくさんありますけど)
話がそれましたが、
もし母からあるいは父から、お尻が私にとってすごく大切な場所であるということ、私以外の人が許可なく触ってきたら周りに助けを求めることや逃げること、そういうことを教えてもらっていたら、この出来事もまた違う見え方になったのかなって思うんですね。
幼児期に自分にとって守るべき体の部位があるということを伝えることが早熟に繋がるとは言えないと私は思います。
早期の性教育が早熟になるという考えに結びつけているのは他でもない大人自身です。
大人の固定観念なのです。
私はタローとジローが成長して、女性に興味が出たら、今よりももっと踏み込んでセックスについて話をすると思います。
間違った知識を持って欲しくないからです。
若くして子供を持つことのリスクについても事実として話しておきたいからです。
いやでも目に入るコンビニのエロ本コーナー。笑
そのうちガン見し出すかもしれないでしょう?
その時にね、大人だからこそ親だからこそ伝えられることがあると思うんですよね。
少しずつ少しずつ、話していきたいなと思っています。
まとめ
”水着で隠れる場所+お口”が大切な場所であることを少しずつ繰り返し伝える
- プールの話が出た時
- お友達に水着を引っ張られて嫌だった話を聞いた時
- おちんちんを見られて嫌だったと言う話を聞いた時
- お友達と自分の体が違うと言う話を聞いた時
チャンスです!!!
少しずつ、自分の体が大切であることを伝えてみませんか。
自分の性や誕生に子供が興味を持ってもあわてないで
大丈夫です。
落ち着いて。
事実だけをお話ししてあげてください。
子供は私たちが思う以上にそのまま受け止めてくれます。
それは、性に対して誕生の秘密について固定観念がない、真っ白な状態だからです。
性に対してマイナスイメージをその真っ白なキャンバスに描くのか、ポジティブイメージを描くのかは、私たち親の言葉にかかっているのかもしれません。
子供達が私たち親に男と女の体の違いについて尋ねる時って、セックスのことが知りたいわけじゃないんです。
ただただ知的好奇心で、知りたいと思っているだけだと思います。
ただただ
- 受精卵ってなんなんだ?
- おちんちんがあるのはどうして?
- 僕はどうやって生まれたんだろう?
と言うことが知りたくて聞いているからこそ事実の説明だけで納得してくれるんだと思います。
自分が大切な存在だと知ってもらう
私はここを大切にしたいと思っています。
この自分は愛されて生まれてきた、パパとママに大切にされてきた、大切にされるべき存在であると理解し信じられるということは、本当に大切なこと。
少しずつ少しずつ、日々怒ったりして一歩下がったり一歩進んだりしていますが、育んでいきたい大切なポイントです。
それでも難しいと感じる、慌ててしまいそうなあなたへ
性のことや妊娠・出産のことが話しにくい人は、絵本でも少しずつ伝えていくこともできますよ。
絵本で伝えたいなと思った時は、ぜひ図書館や本屋さんで一度手にとって、ご自身で我が子に読み聞かせたい本かどうか、自分で読み聞かせができる本なのかどうか、見極めてそれから読んでみてはいかがでしょうか?
▼タローイチオシの図鑑💖▼
▼参考図書です▼